結論:那須与一(ドリフターズ)のMBTIタイプはISFP(冒険家)と分析できます。弓という一つの技をひたすら極める感覚型の職人肌でありながら、主・源義経の卑劣な軍略を『武士の戦いではない』と嫌う強い美学(Fi)を持つのがその理由です。飄々と戦場を渡り歩き、束縛を嫌って自分の心のおもむくままに動く姿は、まさに自由な感性の冒険家(ISFP)そのものと言えます。
戦国も源平も超え、古今東西の英雄たちが異世界で激突する平野耕太の群像劇『ドリフターズ』。その最初期から登場し、島津豊久・織田信長とともに“国盗り”を繰り広げるのが、弓の名手・那須与一です。女と見紛うほどの美貌と、飄々として掴みどころのない物腰。それでいて、放てば的の中心を射抜いた矢の中心すら射抜くという、常軌を逸した弓の腕前を誇ります。
史実では『平家物語』「扇の的」で名を馳せた那須十一兄弟の末っ子。しかし平野版の与一は、軍記物で語られる生真面目な若武者とはまるで違う“食えない”性格で、上役だった源義経の卑劣な軍略を心底嫌っている……という一癖ある造形が大きな魅力です。
本記事では、そんな那須与一のMBTIタイプを徹底分析します。結論から言うと、那須与一はISFP(冒険家)タイプと考えられます。弓ひと筋の職人肌、束縛を嫌う自由さ、そして譲れない武士の美学——その理由を、作中の描写を根拠に一つずつ紐解いていきましょう。
この記事でわかること
- 那須与一のMBTIがISFP(冒険家)だと考えられる4軸の根拠
- 弓の天才・与一の性格を形づくる5つの特徴
- 「源氏バンザイ」など、与一の名台詞・名場面
- ISFPタイプの他作品キャラクターと同タイプ仲間
- 那須与一と相性の良いMBTIタイプ・噛み合いにくいタイプ
※ネタバレ注意:本記事には、源義経が敵として与一の前に現れる展開や、国盗り・ジルドレ戦といった物語中盤までの内容に触れる記述が含まれます。未読の方はご注意ください。
那須与一(ドリフターズ)の基本情報
まずは那須与一というキャラクターの基本情報を整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 那須与一(なすの よいち/史実の諱は那須資隆〈すけたか〉) |
| 作品 | ドリフターズ(平野耕太/少年画報社『ヤングキングアワーズ』連載) |
| 立場 | 弓の名手として異世界へ召喚された漂流者(ドリフターズ)。エルフの弓兵部隊を率いる |
| 声優(CV) | 斎賀みつき(TVアニメ/2016年放送) |
| 初登場 | 原作コミックス第1巻・TVアニメ第1話 |
| 年齢 | 19歳(那須十一兄弟の末っ子) |
| 史実の与一 | 平安末期の武将。『平家物語』「扇の的」の逸話で知られる弓の名手 |
| MBTIタイプ(当サイト分析) | ISFP(冒険家) |
MBTIタイプは公式発表ではなく、作中の描写にもとづく本記事独自の分析です。
史実の与一の諱は「那須資隆(すけたか)」、通称が与一とされます。

那須与一がISFP(冒険家)タイプである理由【4軸分析】
それでは、那須与一がなぜISFP(冒険家)なのか、MBTIの4つの軸(E/I・S/N・T/F・J/P)に沿って、作中の具体的な描写を根拠に分析していきます。ISFPタイプそのものについて詳しく知りたい方は、ISFP(冒険家)タイプの解説ページもあわせてご覧ください。
内向(I) vs 外向(E):一歩引いて戦場を眺める静かな観察者
与一は、目を覚ましたばかりの豊久が信長と激しく問答を交わす場面でも、輪の中に飛び込まず“一歩引いた”位置から静かに様子をうかがっています。感情を前面に押し出して場を仕切るタイプではなく、まず全体を観察し、必要になったときだけ動く——この落ち着いた距離感が、内向(I)らしさの表れです。
エルフの弓兵部隊を率いてはいますが、彼のリーダーシップは声高な号令ではなく、背中で見せる職人的なもの。多くを語らず、飄々と自分の世界を持ち続ける姿は、外の賑やかさよりも内面の静けさにエネルギーの源を置く内向型の典型と言えるでしょう。
感覚(S) vs 直観(N):弓ひと筋、五感と技を研ぎ澄ます達人肌
与一の魅力はなんといっても弓の腕前です。的の中心に当てた矢へ、さらに次の矢を継いで前の矢を真っ二つにする“継ぎ矢”の神業を、涼しい顔でやってのけます。これは頭の中の理論ではなく、幼少期から積み上げた反復と、その場の風・的・間合いを瞬時に読む研ぎ澄まされた五感がなせる技。まさに“今この一射”に全神経を注ぐ感覚(S)型の真骨頂です。
エルフたちに弓術を手ほどきし、片言ながら現地の言葉を覚えて実地で教える様子も、抽象論より“やって見せる・体で覚える”という実地主義。遠い未来の壮大な構想よりも、目の前の一本の矢を確実に当てることに喜びを見出す——地に足のついた現実感覚が、彼の行動原理になっています。
感情(F) vs 思考(T):己の美学と情に従う武士の心
与一がISFPたる最大の根拠は、上役だった源義経への態度です。勝つためなら手段を選ばない義経の軍略を、与一は“武士のやり方ではない”と嫌い、化け物とまで呼びます。効率や勝率だけで測る思考(T)ではなく、『美しくない戦い方はしたくない』という自分の中の価値観・美学を優先する——これはFi(内向的感情)が主導する判断です。
召喚直後に行き倒れていた豊久を黙って引き取り介抱する優しさや、義経の非情な策と豊久・信長の奇策を一瞬重ね合わせて警戒する繊細さも、人の在り方に敏感な感情型ならでは。理屈で割り切るより、自分の心が納得できるかどうかで動くのが那須与一という人物です。
知覚(P) vs 判断(J):飄々と流れに乗る自由なアーチャー
きっちり計画を立てて統率するより、与一はその場のノリと流れに乗って動くタイプです。せーめーの珍妙なポーズを見るや、キャシディを呼び寄せて二人で真似をしておどけるなど、遊び心と即興性にあふれています。堅苦しい規律を敷くより、面白いと感じたら飛びつく柔軟さが、知覚(P)的な生き方を物語ります。
戦い方も同様で、不死身のジルドレを相手に笑いながら斬り結ぶなど、状況に合わせて自在に振る舞います。束縛を嫌い、自分の心のおもむくままに戦場を渡り歩く自由さ——計画に縛られるより“今”を楽しむ姿勢が、判断(J)ではなく知覚(P)の持ち主であることを示しています。
以上4軸の分析から、那須与一はISFP(冒険家)と結論づけました。

那須与一の性格特徴
続いて、那須与一の性格をより具体的に掘り下げていきます。ISFP「冒険家」タイプの特徴と照らし合わせながら見ていきましょう。
飄々として掴みどころのない自由人
常に一歩引いた場所から周囲を眺め、感情を大きく波立たせない与一。掴みどころのない“食えない”雰囲気は、源平の軍記物が描く生真面目な若武者像を鮮やかに裏切ります。
束縛や堅苦しさを嫌い、自分のペースを崩さない——このマイペースな自由さこそ、ISFP(冒険家)に共通する空気感です。
弓に懸ける天才肌の職人気質
幼少から弓の天才と謳われ、もともと弓に長けたエルフの名手すら遥かに凌ぐ腕前。継ぎ矢の神業を平然とやってのける集中力と技術は、一つの道を黙々と極める職人そのものです。
エルフに向けてつい本気を出しすぎ、『矢がもったいない』と悲鳴を上げさせてしまうほどムキになる一面も。腕を認められたいという負けん気は、感覚型アーティストらしい情熱の裏返しです。
己の美学(武士道)は曲げない芯の強さ
飄々としていても、譲れない一線ははっきりしています。勝つためなら卑劣な手も辞さない義経のやり方を『武士の戦いではない』と拒み、上役にすら背を向ける気概の持ち主です。
外から見えにくいだけで、内側には強固な価値観が一本通っている——静かなのに芯が硬いのは、Fiを主機能に持つISFPの典型的な強さです。
遊び心とお茶目さを併せ持つムードメーカー
せーめーの真似でふざけたり、エルフに『源氏バンザイ』を言わせて回ったりと、シリアスな戦場にふっと笑いを差し込む茶目っ気の持ち主です。
19歳らしい子どもっぽさと軽やかなユーモアが、張り詰めた国盗りの空気をやわらげます。感性で場を和ませるのも、ISFPの得意技です。
戦いを心から楽しむ静かな闘志
普段は穏やかでも、いざ戦端が開けば別人。不死身のジルドレとの死闘を笑いながら繰り広げるなど、強者との勝負に心を躍らせる闘志を秘めています。
感情を派手に爆発させるより、静かに燃える——この“今この瞬間の勝負”に没入する感覚が、Se(外向的感覚)を持つ冒険家の生きる実感なのです。
那須与一の心に残る名言・名セリフ&名場面7選【MBTI解説付き】
『ドリフターズ』の那須与一は、長い決めゼリフより“印象的な一場面”で魅力を語るキャラクターです。ここでは、原作・アニメで実際に確認できた逐語の名台詞と、彼らしさが光る名場面を分けて紹介します(文言を正確に確認できたものだけを「」付きの名言として掲載しています)。
名言1:「口を開く前と後に源氏バンザイとつけろ!」
口を開く前と後に源氏バンザイとつけろ!
エルフたちへの弓術特訓の最中、当然のようにこの一言を強要する与一。源氏への忠誠を遊びのように押し付ける飄々さと茶目っ気が凝縮された、ファンに愛される名台詞です。
規律を重々しく敷くのではなく、ノリと遊び心で場を巻き込むあたりが、いかにも自由な知覚(P)型のISFPらしい振る舞いです。
名言2:矢に矢を重ねる“継ぎ矢”の神業(名場面)
的の中心に当てた矢へ、さらに矢を継いで前の矢を真っ二つにする超精密射撃。エルフたちが『矢がもったいない』と悲鳴を上げるほど、与一が本気になってしまう場面です。
理論ではなく研ぎ澄まされた五感と反復でこの技を成立させるのが、感覚(S)を極めた職人・与一の真骨頂です。
名言3:主・義経の卑劣な軍略に背を向ける(名場面)
勝つためなら手段を選ばない源義経を、与一は化け物と呼び、その命令にはもう従わないと反発します。
効率より“武士としての美学”を優先するこの姿勢こそ、Fi(内向的感情)を軸に生きるISFPの核心です。
名言4:不死身のジルドレと笑って斬り結ぶ死闘(名場面)
再生し続ける廃棄物ジルドレを相手に、劣勢に陥りながらも笑みを浮かべて戦い続ける与一。強者との勝負に心を躍らせる闘志が垣間見えます。
“今この瞬間”の勝負に没入するこの感覚は、Se(外向的感覚)を持つ冒険家ならではの生の実感です。
名言5:行き倒れの豊久を介抱する初邂逅(名場面)
異世界に召喚され失神していた豊久を、与一は黙って引き取り介抱します。多くを語らず、そっと手を差し伸べる優しさが印象的です。
理屈より“ほうっておけない”という心の動きで動くのは、人の在り方に敏感な感情型らしい行動です。
名言6:一族で一番不細工だったと嘯く自虐(名場面)
誰もが振り返る美貌でありながら、与一は自分が那須十一兄弟のなかで一番不細工だったと語ります。美形揃いの一族を思わせる、ユーモラスな設定です。
自分の見た目を淡々とネタにできる肩の力の抜け方も、飾らないISFPらしさがよく出ています。
名言7:せーめーの真似でおどけるお茶目な素顔(名場面)
せーめーの珍妙なポーズを見た与一が、キャシディを呼んで二人で真似をし、ふざけてみせる微笑ましい場面です。
緊張感のある戦局に遊び心を持ち込む軽やかさは、感性で場を和ませるISFPの得意技です。
ISFP(冒険家)タイプの他のキャラクター一覧
弓ひと筋の職人肌、飄々とした自由さ、そして譲れない美学——那須与一と同じISFP(冒険家)の空気をまとった、他作品のキャラクターを紹介します。
| キャラクター | 作品 | ISFPらしいポイント |
|---|---|---|
| 上杉達也 | タッチ | 才能を軽やかに隠し、飄々と本番で結果を出す姿は、与一と同じ自由な天才肌です。 |
| ガウリイ・ガブリエフ | スレイヤーズ | 剣ひと筋・細かいことは気にしない達人気質が、弓に生きる与一と重なります。 |
| 車谷空 | あひるの空 | “今この一瞬”に全力で没入する感覚派。負けん気の強さも与一そっくりです。 |
| 早乙女アルト | マクロスF | 美しくクールに見えて、譲れない信念で動く——与一と同じFi主導の冒険家です。 |
| 樹多村光 | クロスゲーム | 静かに努力を隠し、実力で語る寡黙な天才。一歩引いた佇まいが与一的です。 |
| 幕之内一歩 | はじめの一歩 | 一つの道を黙々と極める職人気質と、優しい芯の強さがISFPらしい共通点です。 |
いずれも“一つの技を極めながら、自分の感性と信念を大切にする”ISFPの魅力を体現したキャラクターたちです。
『ドリフターズ』の他のキャラクターのMBTI診断
当サイトでは『ドリフターズ』の他キャラクターのMBTI診断記事も公開しています。同じ作品のキャラ同士でタイプを見比べると、それぞれの個性がより鮮やかに浮かび上がります。
| キャラクター | 立ち位置・関係 |
|---|---|
| 島津豊久 | 主人公。関ヶ原で散るはずが異世界へ召喚された猛将。豪胆で戦いを愛する |
| 菅野直 | 太平洋戦争の撃墜王として召喚された熱血の戦闘機乗り |
那須与一(ISFP)と相性の良いMBTIタイプ・注意が必要なタイプ
自由で職人肌、そして情に厚い那須与一。彼と相性の良いMBTIタイプ、そして少し噛み合いにくいタイプを見ていきましょう。
| 相性 | タイプ | 理由 |
|---|---|---|
| ◎ | ESTP(起業家) | 戦いを愛し、今を全力で生きる行動派。豊久のように前線で背中を預け合える、最高の相棒タイプです。 |
| ◎ | ESFJ(領事官) | 面倒見がよく仲間を気遣う世話役。飄々として本心を語らない与一を、あたたかく支えてくれます。 |
| ○ | ENTJ(指揮官) | 信長のように大局を描く司令塔。方向性を示してくれれば、与一は弓の技で存分に応えられます。 |
| ○ | ENFP(広報運動家) | 遊び心と好奇心で場を明るくする自由人同士。ノリが合い、一緒にいて楽しい相手です。 |
| △ | INTJ(建築家) | 勝利のためなら手段を選ばない計算高さは、義経を嫌った与一の美学とぶつかりがち。距離感の調整が必要です。 |
要は、与一の自由と美学を尊重してくれる相手とは相性抜群。逆に“結果のためなら何でもする”タイプとは、価値観の摩擦が起きやすいと言えます。
『ドリフターズ』のアニメや原作をまとめて楽しむなら、31日間無料トライアル+登録時600ポイント(原作の購入にも使えます)がもらえるU-NEXTがおすすめです。
関連のおすすめ商品
よくある質問(FAQ)
Q1. 那須与一(ドリフターズ)の声優は誰ですか?
TVアニメ『ドリフターズ』(2016年放送)で那須与一を演じたのは、斎賀みつきさんです。中性的な美少年である与一の、飄々とした魅力を見事に表現しています。
Q2. 那須与一はいつ登場しますか?
原作コミックス第1巻・TVアニメ第1話から登場する最初期メンバーの一人です。行き倒れた島津豊久を介抱する場面で、織田信長とともにいち早く姿を見せます。
Q3. 那須与一はISFPではなくISTP(巨匠)ではないですか?
弓を極める職人肌はISTP(巨匠)的にも見えます。しかし、義経の卑劣な軍略を『武士の戦いではない』と美学で拒む点は、論理より価値観を優先するFi(内向的感情)の働きです。よって本記事ではISFP(冒険家)が最も近いと分析しました。
Q4. 那須与一は女性なのですか?
女性と見紛うほどの美少年として描かれていますが、性別は男性です。那須十一兄弟の末っ子という設定で、初登場時には豊久から森乱丸と勘違いされるほどの美貌の持ち主です。
Q5. 史実の那須与一とドリフターズの与一はどう違いますか?
史実の与一は『平家物語』「扇の的」で知られる生真面目な弓の名手。対して平野版は、義経を嫌い、茶目っ気たっぷりに振る舞う“食えない”性格にアレンジされており、そのギャップも大きな魅力の一つです。
Q6. 与一が言う「源氏バンザイ」とは何ですか?
エルフの弓兵たちに、口を開く前と後に必ず『源氏バンザイ』と付けさせる、与一お決まりの遊びのような台詞です。忠誠心を軽やかに押し付ける、彼のユーモラスな一面を象徴しています。
まとめ:那須与一(ドリフターズ)はISFP(冒険家)タイプ!
最後に、那須与一のMBTI分析をまとめます。
- 那須与一のMBTIタイプはISFP(冒険家)と分析できる
- 一歩引いて場を観る静かな内向(I)、弓を極める感覚(S)型の職人肌
- 義経の卑劣さを嫌う美学は、価値観優先の感情(F)=Fiの表れ
- 計画より流れとノリを楽しむ自由な知覚(P)の持ち主
- 確認できた逐語の名言は「口を開く前と後に源氏バンザイとつけろ!」
- 相性が良いのはESTP・ESFJなど、与一の自由と美学を尊重できるタイプ
弓ひと筋の職人肌でありながら、譲れない武士の美学と茶目っ気を併せ持つ那須与一。束縛を嫌い、今この一射に心を懸けて自由に戦場を渡り歩く姿は、まさにISFP(冒険家)そのものです。
飄々とした佇まいの奥に、静かな闘志と優しさを秘めた与一——その生き様を思い浮かべながら、あなたの“推し”のMBTIもぜひ分析してみてください。


