はじめに
このサイトは素晴らしい性格診断テスト16Personalitiesを受けた結果から
それぞれの性格特性について、公式HPの判定結果を参照し、筆者独自の見解を加え解説するサイトで御座います。
公式サイトの英語翻訳の文章をわかりやすく解説することを目的としております為、公式様の見解とは若干異なる場合が御座います。
より詳しく知りたい方は公式HPをご参照くださいませ。
ミルンとは?
ミルン(アラン・アレクサンダー・ミルン 1882年1月18日-1956年1月31日)は、”くまのプーさん”シリーズで最もよく知られている英国の作家です。ミルンは、プーさんの大成功する前は、主に劇作家として著名な作家でした。
- 『クマのプーさん』シリーズ
- 『赤い館の秘密』
ミルンの性格特性とは?
INFP(仲介者)
だと推測されます。(多々解釈はあると思います。)
カンタンに特徴をあげると、
そもそも仲介者(INFP-A / INFP-T)タイプの性格特性を持つひとは
- I:内向的(ひとり時間も好き)
- N:直感的(現在より未来・直感大事・可能性をみる)
- F:感情的(涙もろい・感情表現ゆたか)
- P:探索的(調べる前にまずやってみる)
の性格特性を持っています。
仲介者(INFP-A / INFP-T)タイプは、物静かで、心が広く、想像力に富み、何事にも思いやりと創造性をもって取り組む傾向があります。
ふとした空想に夢中になり、頭の中で様々な物語や会話を生み出すのが好きです。
そして音楽、芸術、自然、そして周囲の人々に深い感情移入をすることができます。
仲介者(INFP-A / INFP-T)タイプは人口に占める割合は非常に少ないため、自分のあまりのユニークさや特性(特徴)を評価していないような世界(職場や環境)ではポツンと漂流しているような、孤独感を感じることがあります。
仲介者(INFP-A / INFP-T)タイプについて詳しく知りたい方はこちら!
なぜミルンがINFP(仲介者)なのか
まず、“I”の要素としてミルンが内向的であることが挙げられます。
ピグレットは後ろからプーさんに近づき、
『プー!』と囁いた。
『なぁに、ピグレット?』
『何でもないよ』
とピグレットはプーさんの手を取って言った。『君のことを確かめたかっただけなんだ』
– A.A.ミルン「プー横丁にたった家」より
アランはかつての戦争経験者であり、その戦争の経験に深く傷つきながらも、
自身でそれを表現することができず、悶々とした日々を送りました。
しばらく自身で熟考した結果、
同じような過ち(戦争再発)を犯さないように、また同じく戦争で傷ついた人を勇気付ける為に、本を書いて出版したいと考えるようになりました。
そうしているうちに息子(クリストファー・ロビン・ミルン)が生まれ彼の為に小説を書くようにもなりました。
“LOVE “のスペルは?- ピグレット
綴るんじゃない…感じるんだよ。- プーさん– A.A.ミルン
この爆発的なヒットはアランを救いますが、
そのくまのプーさんの本の宣伝のために、息子が記者と会ったり、写真撮影をしたりと忙しくしていることを知ったアランは、知らず知らずのうちに息子を傷つけているのではないか、自分の手に負えなくなってしまうのではないか、と心配して、すぐに執筆活動を中止してしまいます。
川はね、
急がなくていい。焦らなくてもいい。って。流れ着く先を知ってるから。
– A.A.ミルン
また“N” や”P”の要素として、
戦争に行く前のアランは、独自の語彙に富んだ批評や劇作家として生計を立てていました。
こういった創造的な仕事に戻れる時だけが幸せであり、
戦争の恐怖を世界に文章として発信することができるまでは、常に日常で満たされないと感じていたそうです。
当たって欲しい人に当たることを期待して青空に向かって発する皮肉は、効果はないかもしれないが、私の気持ちを幾分かは和らげることはできる。
– A.A.ミルン
『時々ね…、』
プーはこう言った。『いちばん小さなことがキミの心のお部屋の中でいちばん大きなことを占めるんだ。』
– A.A.ミルン
アランが戦時中のトラウマを癒し始めり、現実の生活の中で何気ないことを物語にしたり、息子のために空想の世界を作ったり出来たのは、そのアランの類稀ないINFPとしての執筆能力があったからに他なりません。
INFP(仲介者)の性格特性を持つ芸能人
他にもINFP(仲介者)タイプの有名人は多くいます。
- シェイクスピア(劇作家)
- 赤毛のアン(のアン)
- アメリ(のアメリ)
- フロドバギンス(ロードオブザリング)
などの方々が同じ仲介者(INFP-A / INFP-T)タイプの特性を持っているとされています。